⑬.本&DVD

勝手にベスト10

本を売るならブック☆フ~♪

売る前に、入院中に読んだ本のベスト10を。

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何かしらの賞をとったり、映画化されたりしたものばかりなので、

正直、どれもかなり面白かった(はず)のですが、

中を読み返さないで、題名と裏表紙のあらすじを読んで、

「あっ、これ面白かったなぁ」と思い出せたものがちょうど10作。

映画化されたものなどは「面白くて当たり前」と思ってしまったり、

入院中、気分が暗くなりがちだったので、

救いのないもの(ラストに主人公が死ぬ、全員不幸のままなど)は

面白いと思えなかったりで、あまり公平でないです。

独断と偏見で。


「翳りゆく夏」by赤井三尋

「誘拐犯の娘が新聞社の貴社に内定」という週刊誌のスクープ記事をきっかけに、その大手新聞社が、20年前の絵新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けたのは窓際社員の梶。彼は事件当時、事件の起きた横須賀の担当記者だった。取材を重ねるうちに導き出される封印されていた過去。悲しい真実。第49回江戸川乱歩賞受賞作。

解説にも書かれている「推理小説の価値は、謎の多さではなく謎のブレンドの仕方」という言葉がストンと腑に落ちる。フィクションなのにリアリティがあり、登場人物一人一人に温もりを感じるためか、主人公以外の人物にも感情移入してしまい、いつの間にか小説に引き込まれていく。導き出された真実は悲しいけれど、不思議と読み終えた後にすがすがしい感じ。


「チルドレン」by伊坂幸太郎

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに巻き込む困った男なのに、なぜか憎めない陣内。彼を中心に、その友人鴨居や永瀬の周りで起きる何気ない事件の数々。ファニーで心温まる連作短編小説。

反抗的でひねくれやの陣内。でも実は温かい。憎たらしいけど憎めない、そんな彼と彼をとりまく友人や後輩の周りで起きる出来事が、遊び心いっぱいに描かれている。なんだかよく分からないけど、おもしろい。読んだ後に凹まない。凹んだ時に読めば気持ちが軽くなる。そんな小説。


「間宮兄弟」by江國香織

2人暮らしの間宮兄弟の日常について淡々と描かれている。他人から見たら多少ヘンな生活ぶりでも、本人たちにとっては快適?

いい年して兄弟で二人暮らし?と最初は思うけど、読んでいるうちに、自分もその生活に参加したくなってくる。小さな日常を丁寧に生きている、その感覚は平成ではなく昭和風。モテない彼ら、多少ヘンな彼ら、でも不思議と読み終わった後、あわただしく生活している自分の方がヘンなのかも?なんて。


「99%の誘拐」by岡嶋二人

末期がんに侵された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を閉じた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた、そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞。

コンピュータ制御によって行われる完全犯罪というと無機質で冷たい感じだけど、情景描写や心理描写が効果的で、キャラクターの気持ちがうまく伝わってくる。小説のかなり初めの部分で犯人がわかってしまうのに、最後までスピードにのって読み終えてしまえる。「力」を感じる。2つの犯罪、2つの孤独がうまく交差している。どちらの犯人も不思議と憎めない。こんな犯罪ありえない!なんて思わずに読めばきっとおもしろい。


「明日の記憶」by荻原浩 

広告代理店営業部長の佐伯は、齢50にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀子pんしきをすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。山本周五郎賞受賞作。

泣いた。病院のベッドで泣きながら読んだ。自分が主人公だったら、妻だったら、娘だったら、彼を貶めようとした会社の部下だったら、数万円のために彼をだました男だったら、と思いをめぐらせた。この病で失う(可能性がある)のは記憶だけじゃなくて、仕事や家族の愛、当たり前にあった人への信頼や自らの尊厳。失ったものは多いけど、本当に大切なものは失っていない(と思えた)から、悲しいけど、きっと彼は不幸じゃない。今度はもっと丁寧に読み返したい小説。


「君たちに明日はない」by垣根涼介

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビきり面接官。どんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、なぜかこの仕事にはやりがいを感じている。建材メーカーの課長代理陽子の面接を担当した真介は気の強い8つ年上の彼女に好意をおぼえるのだが・・・。

「リストラ」=「君たちに明日はない」ということなんだろうか?でも、読み終えた感想としては、=「君たちに明日はある!」いや「私にも明日がある!」といった感じ。かと言って、そんなことありえないだろ?的なお助け話ではなく、リストラを勧告されたそれぞれの人物の明日に、救いはあるけどちゃんとリアリティがある。重い励ましではなく、軽い勇気をもらえる感じ。私もがんばるかなって感じ。好きだな。


「ワイルド・ソウル(上・下)」by垣根涼介

1961年、衛藤一家は希望を胸にアマゾンに渡った。しかし、彼らがその大地に降り立った時、夢にまで見た楽園はどこにもなかった。戦後最大の愚政<棄民政策>。その40数年後、3人の男が東京にいた。江藤の息子ケイ、松尾、山本、彼らの周到な計画はテレビ局貴社の貴子をも巻き込み、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。 大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞作。

おもしろい!と思った作家の作品は全部読みたいタチだけど、実際に読んでみて、最初に読んだものほど感動することはほとんどない。が、この作家のものは違った。「君たちに明日はない」もおもしろかったけどこの「ワイルド・ソウル」も、まったく味わいが違うのに(違うからこそ?)おもしろい。今では考えられない「棄民政策」。「夢の楽園」という言葉に騙されアマゾンに置き去りにされる人たち。小説はその苦労話だけにとどまらず、政府への復讐へとつながっていくのだけど、ラストがどうなるか早く読みたくてドキドキしたまま読み進められた。これは台湾に持ち帰ってダンさんにも読ませねば。


「邂逅の森」by熊谷達也

秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。直木賞、山本周五郎賞受賞作。

「小作農」「マタギ」「地主」「鉱山」など、現代ではあまり聞かれなくなった言葉がキーワードの小説で、買ったはいいものの、自分とはまったく共通点がないので読んでも共感できそうにないなぁと、最初なかなか手がでなかった。が、読んでみるとこれがすごくはまった。富治の生き方は本能的で、村を追われたり仕事を失ったりと愚かと言えば愚かなんだけど、「マタギ」であることだけは最後まで捨てられない。山の持つ力が文章を通じて伝わってくるような、静かな迫力を持つ小説。


「時の渚」by笹本稜平

元刑事で、今はしがない私立探偵である茜沢圭は、末期がんに冒された老人から。35年前に生き別れになった息子を捜し出すように依頼される。茜沢は息子の消息をたどる途中で、自分の家族を奪ったひき逃げ事件との関連を見出す。第18回サントリーミステリー対象、読売賞受賞作。

何の根拠もなく「時の渚」というタイトルから、おもしろくなさそう?と思ってしまった。「元刑事」「私立探偵」「生き別れになった息子」という設定もありきたり?と思ったり。でも実際に読んでみると、キャラクターも魅力的だし、依頼された人捜しと家族をうばったひき逃げ事件との関連性がうまく絡まりあって、ラストが見えたと思ったら実は!?の二重三重のどんでんがえし。ラスト末期がんに冒された老人が語るシーンに涙。


「クライマーズハイ」by横山秀夫

1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故発生。衝立岩登攀を予定していた地元紙の週遊軍記者、悠木和雅が全権デスクに任命される。一方、共に登る予定だった同僚は病院に搬送されていた。組織の相克、親子の葛藤、同僚の謎めいた言葉。あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる。

1985年の日航ジャンボ機墜落事故、当時子供ながらに何かえらいことが起きた!と思ったことを覚えている。主人公である悠木はいくつものトラウマを抱えている。ネガティブなイメージもあるが、やさしく、記者としては芯なるものを持った人物。悠木が選択をせまられるさまざまなシーンで、私も選択をせまられる(ような気がする)。人はどうやって生きるべきなのか。ちょっと詰め込みすぎかな?という気もするけど、盛りだくさんで読み応え十分。


関係ないけど、最近こんなん食べました。

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なつかしのミルクキャラメルのパッケージに惹かれ。

プチトルテをがじっと。

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パックンチョのアップルパイとプリン味も買っちゃったり。

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もう体重増加はとどまることを知りません・・・。

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なつかしの読書三昧の日々

長い入院生活、時間だけはたくさんあったので、

とにかく本を読みました。

あまり深く考えずにスラスラ読める内容のもので、

寝ながら読みやすい文庫本。

ミステリー系の賞をとったものや、

ドラマ・映画化されたもの中心です。

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台湾でも、紀伊国屋書店などで日本の本を買えますが、

割高のため、よほど読みたいもの以外は買っていませんでした。

なので、気になる本を手当たり次第に買って、

暇にまかせて好きなだけ読めたのは久しぶり。

今は本を読む時間など全くないもんで、

思えば、ひたすらのんびりとした入院生活も悪くなかったかな、と。

といっても、もう2度とイヤですが。


備忘録代わりに、リストアップ。

時間を見つけて、おもしろかったものだけでも、

簡単な感想を残したいな。

時間があればだけど・・・。


赤井三尋 翳りゆく夏 

浅田次郎 天国までの百マイル 

伊坂幸太郎 チルドレン

伊坂幸太郎 ラッシュライフ

石田衣良 約束

稲見一良 セント・メリーのリボン

岩井志麻子 チャイ・コイ

歌野昌午 葉桜の季節に君を思うということ

海月ルイ 子盗り

江國香織 間宮兄弟

岡嶋二人 99%の誘拐

岡嶋二人 そして扉が閉ざされた

岡田秀文 太閤暗殺

奥田英朗 サウスバウンズ(上・下)

海棠尊 チーム・バチスタの栄光(上・下)

垣根涼介 君たちの明日はない

垣根涼介 ワイルド・ソウル(上・下)

角田光代 空中庭園

角田光代 対岸の彼女

神山裕右 カタコンベ

熊谷達也 邂逅の森

笹本稜平 太平洋の薔薇(上・下)

笹本稜平 時の渚

沢木冬吾 償いの椅子

重松清 エイジ

雫井脩介 栄光一途

雫井脩介 犯人に告ぐ(上・下)

柴田よしき フォー・ディア・ライフ

志水辰夫 行きずりの街

瀬尾まいこ 幸福な食卓

高嶋哲夫 イントゥルーダー

高嶋哲夫 ミッドナイトイーグル

野沢尚 ふたたびの恋

法月綸太郎 生首に聞いてみろ

荻原浩 明日の記憶

荻綿浩 メリーゴーランド

帚木蓬生 空夜

坂東眞砂子 曼荼羅道

東野圭吾 探偵ガリレオ

東野圭吾 予知夢

深町秋生 果てしなき渇き

藤田宜永 愛の領分

水原秀策 サウスポー・キラー

水村美苗 本格小説(上・下)

宮尾登美子 天璋院篤姫(上・下)

村崎友 星の歌、風の口笛

森絵都 永遠の出口

横山秀夫 クライマーズハイ

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ABBA FEVERでMoney Money Money♪

昨夜、台北國際會議中心大會堂で行われた、

「ABBA FEVER--狂戀ABBA」を見に行って来ました。

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ABBAと言っても、もちろん本物のABBAのコンサートではなく、

(といいつつ、実は本物と勘違いしてチケット予約したバカなワタシ・・・)

「ABBA GOLD」というグループのエンターメントショー。

2003年3月にスタートして以来、イギリス、フランスなど欧州諸国や

カナダでコンサートを開き、100万人以上動員した実績があるそう。

本物のABBAではないと分かった時、失礼ながら、

バッタモンだと思ってしまったのですが、本物ではないにしろ、

ちゃんとした実績と実力をもつグループのようです。


さて、肝心のショーですが、

ワタシ自身がABBA世代でないということもあるかもしれませんが、

けっこう楽しむことができました。

代表曲である「Dancing Queen」、「Mamma Mia」、「SOS」、

その他も、聞き馴染みのある曲ばかり。

「Honey Honey」では、男性は大きく右手を振って、

女性は立ち上がって「アハン♡」と言うという、

観客も参加できるような構成もありました。

外国人の観客も多く、台湾人もなかなかノリがいいので、

空席も多かったのですが、けっこう盛り上がっていました。

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司会は、「Ladys&Gentlmen!」から始まって全て英語でしたが、

ワタシ以外の観客は、みな理解しているようで、

笑うべきところで笑い、立つべきところで立ち、

やはり英語って必要ねぇ、とイタリア旅行に引き続き、

思わされたワタシでした。言語は母国語+1で精一杯なんだが・・・。

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台湾のケーブルテレビで再放送され続けている、

「黄金伝説」の「芸能人1ヶ月1万円生活」のテーマソングは

ABBAの曲だったんですねー。

「Money Money Money~ ほにょほにょ~ ほにょほにょにょ~♪」

節約が必要な我が家の、テーマソングにしようかな~!

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日本でも、4月14日~有楽町国際フォーラムで公演があるよう。

http://www.abbagold.jp/revive.html

そのせいかな、アンコール前のお約束、とりあえずの演目終了の際、

「Thank you JAPAN!!!」って言ったのは・・・。


この日の夕食は、新光三越A8館のフードコートでスガキヤ。

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ワタシの感想としては「ま、こんなもんかな」という感じですが、

本場のスガキヤの味を知っているダンさんからすると、

ちょっと悲しいもののようでした。

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モヤモヤで先端が見えない101ビル。

先の見えないワタシのブログみたい・・・?

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「いつも、ふたりで」

いきなりラブラブ~なタイトルで、

およよっ?と思われたかもしれませんが、

これは本のタイトルです。

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「いつも、ふたりで」は、ちょっと変わった料理本。

数年前の人間ドッグで、減量とカロリーチェックを

言い渡された夫(じーさん:69歳)。

「ローカロリーでも、マズイものはイヤ!」というわがままにこたえ、

毎日いろいろ工夫して食卓を用意する奥さん(ばーさん:69歳)。

そんな奥さんに感謝して試行錯誤の食卓を日記風に。

それが「いつも、ふたりで」というブログ。

そんな2人のブログが書籍化されたのがこの本です。


詳しいカロリーやレシピは書かれていないので、

初心者向けの料理本としてはそぐわないかもしれませんが、

じーさんを思うばーさんの気持ちが伝わってきて、

なんだか心をやさしくさせてくれます。

京都の山奥で暮らしているというお2人、

季節を感じさせるお料理が多く、たとえば、

春なら、ご近所さんさんからもらったえんどう豆で作ったスープ

夏なら、お庭でたくさんとれたナスのオイル漬け、にがうりのカレー

秋なら、風に吹かれて落ちてきた栗をつかった栗ご飯

冬なら、小さなキッチンストーブの上でコトコト炊かれたポトフ

などなど。日本の四季っていいなーなんてしみじみ思ってしまいます。

また、ローカロリーといえども、

和食ばかり野菜ばかりというワケではなく、

インドカレーあり、パエジャあり、ローストビーフありと国際色も豊か。

かと思えば、干し柿をつるしたり、たくあんを漬け込んだりと、

日本の伝統的な季節行事(?)もあったり。

この奥様、本当はいくつなの?本当に69歳なのでしょうか!?

「日本のじーさん、ばーさんはつくづくステキになったと実感」

と内館牧子さんが書かれていますが、同感!!!です。


さて、こんなステキな本をのんびり読みながらの今日のおめざは、

スタバのコーヒーとパン。(ちょっとサミシイ?)

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パニーニ風のパンの中に、チキンとたっぷりのチーズがとろり。

パンにはゴマがたっぷりで香ばしくなかなかおいしかったです。Dscn5730

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Mr.BrownでニンテンドーDS

Happy New Year~♪ な気分だったのも元日だけ。

2日からは普通に仕事に行ったり(ダンさん)、

学校に行ったり(けんこう)しています。

朝からにぎやかに放送されている日本のお正月番組が

ちょっぴり悲しい・・・。

箱根駅伝、只今7区。順天堂大学が1位で通過~。


さてさて、そんなけんこうの今年最初のおでかけ。

「Mr.Brown 伯朗珈琲」でひとりランチしてきました~♪

語尾に「♪」をつけてみたけど、「ひとりランチ」って響きが

なんだか物悲しいわね・・・。

Mr.Brownは、台湾発のコーヒーチェーン店。

スターバックスやDante Coffeeに押され気味の感がありますが、

テーブルや椅子がゆったり、店内の雰囲気もいい感じなので、

根強いファンも多いよう。

無料無線LANが使用できるので、PCを開く人の姿もちらほら。

台湾では、「無料」の無線LAN環境のコーヒーショップは

実は意外に少ないので、そういう意味では貴重な店。

(※スタバ、ダンテ、マクドナルドは有料です。)


Mr.Brownでは、フード系を注文するとこんなものが渡されます。

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できあがると、激しくバイブレーション~。

システマティックで、中国語が分からない外国人には便利ですが、

その激しいゆれが、「はよ、とりにこい!」と言っているみたいで

ちょっぴりプレッシャー。「い、急いで取りにいかなきゃ!」

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チーズとハム(チキンだったかも?)のフレンチサンドとコーヒー。

お味の方もまあまあです。


さて、本日の主目的はフレンチサンドを食べることではなく、

無料無線LANを使えるMr.Brownで、これ↓を試すため~♪

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この「ニンテンドーDS.Lite」と「ブラウザー」、無線LAN環境があれば、

どこでも気軽にインターネットが楽しめる!というフレコミ。

「コレさえあればどこでもブログができるよ!」とダンさんにっこり♪

えっ?出先でブログ?

ワタシ、そこまでやる気あるブロガーじゃないんですけど・・・。

でもまあ、だまされた(?)つもりで試してみると、

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おぉ!「つれづれ」だ~。

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意外に速度もあるし、書き込みもできるし。

へぇぇぇ~、確かに便利かも。っていうかおもしろ~。

コーヒーショップでのんびり宿題したり、読書するのが好きなので、

こいつも持ってって、今度はブログ更新してみようかなーっと。

しばらくはMr.Brownひいきになりそうです。

コーヒーチケット買おうかなぁ。


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「大統領のクリスマスツリー」 鷺沢萌

もうすぐクリスマス。

クリスマスの季節になると、なんとなく読み返したくなる本、

それが、鷺沢萌さんの「大統領のクリスマスツリー」。

この10年、何度も引越しを繰り返し、

しかも今は台湾に住んでいる事を考えると、

この1冊の単行本がずっと私のそばにあることが、

なんだかとても不思議にも思えます。

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「これがね、大統領のクリスマスツリー」

治貴のその言葉は今でも香子の耳の底に残っている―

アメリカ合衆国の首都ワシントンで出会い、

一緒に暮らし始めた治貴と香子。

いくつもの夢を次々と現実にし、2人は幸せをつかんでいく。

物語は、ワシントンの街をドライブしながら、

香子がそんな過去を回想することですすめられていく。


結論としては、ドライブの終わりが2人の終わり、

2人の歴史、クリスマスは終わってしまいます。

だけど、大切なのは結論ではなく、2人が紡いできた歴史、

香子の治貴への深い愛情、そしてケリのつけ方。

静かな語り口ながら、ぐいぐい引き付けられてしまいます。

そして考えます。「自分ならこんな別れ方ができるだろうか?」

考える暇もなく否!なんですけどね~。

「ワタシたちの11年ってなんだったの!?」とか、

「あなたのためにオシャレもしないで働いてきたのよ!」とか、

恩着せがましい事をいっちゃうんだろうな、ワタシなら。

本当はそんなこと言いたいんじゃないのに・・・。

文中で、香子が自分に言い聞かせる言葉として出てくる、

「心を強くしなければならない。つよい心とこわい心は違うのだ。」

という言葉は、私自身にも言い聞かせたい言葉です。

ワタシの心はずっとかたいままのような気がするからです。


作者の鷺沢萌さんは数年前自ら命をたたれました。

彼女のクリスマスも終わってしまったのでしょうか・・・。

彼女の作品がもう読めないことが残念でなりません。

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☆この小説原作の同名映画がありますが、ストーリーは異なります。

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「手紙」 東野圭吾

ココログがここ2~3日メンテナンスを行っていたようで、

コメントが入らなかったりと、ご迷惑をおかけしました。

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最近、読書ざんまいの日々を送っています。

「読書の秋」とは誰が言いだしたことかは分かりませんが、

確かに秋になると本を読みたくなるから不思議。

熱いコーヒーと甘いお菓子、そして小説。

それでけですごーく幸せ。安上がりなワタシ。


さて、1番最近読んだのは、東野圭吾氏の「手紙」。

今年11月、山田孝之氏主演で映画化された原作本です。

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両親のいない、2人きりの兄弟の兄・剛志が強盗殺人の罪を犯す。

弟の大学進学の費用を得るために、1人暮らしの老婦人の家に

忍び込み、結果としてその老婦人を殺してしまう。兄は服役する。

その兄から、弟・直貴のもとに毎月1度手紙が届く。

しかし、直貴が幸せをつかもうとするたびに、

「強盗殺人犯の弟」という差別が彼の前に立ちはだかる。

反面、「不幸な」彼を気遣い同情する逆差別も・・・。


これを読んでどう思いますか?

「罪を犯したのは兄であって弟を差別するのは不当だ。」

「いかなる理由があれども、人を差別することは悪である。」

そう思うのではないかと思います。

時には、差別に対し憤り、嫌悪し、自分は決して差別する側に

まわることはありえないことだ、と思うかもしれません。

でも果たして私たちの中にある思いはそれだけでしょうか。

ならばなぜ、この世の中には差別があるのでしょう?

この小説を読み進めるうちに、何度も自らを省みてしまいます。

現実を、自分の内面を直視しろとせまってくるのです。


小説中で、ある人物が直貴に対してこう言います。

「差別はね、当然なんだよ。犯罪者へそれに近い人間を排除する

というのは、しごくまっとうな行為なんだ。

我々は君の事を差別しなきゃならないんだ。

自分が罪を犯せば、家族をも苦しめることになる。

全ての犯罪者にそう思い知らせるためにもね。」

冷酷にさえ思えるこのセリフを、小説を読む前と読み終わった後で、

違った風に受け止める自分がいます。

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ダン・ブラウン 「天使と悪魔」

映画「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍有名になった

ダン・ブラウン氏の「天使と悪魔」を読みました。

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ラングドン・シリーズ、実はこの「天使と悪魔」が第1作目。

米国ではこちらもベストセラーだったようですが、

日本では映画の影響もあり、「ダ・ヴィンチ・コード」の後追いで

人気が出ているようです。

結論から言うと、個人的には「天使と悪魔」の方が好きです。

1日1冊ずつ読みきってしまいました。なんだかもったいない感じ。

「ダ・ヴィンチ・コード」は、パリが舞台ですが、

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「天使と悪魔」は、ローマやヴァチカンが舞台。

スイスの化学研究所内で1人の科学者が殺され、その胸には、

既に滅んだとされている秘密結社「イルミナティ」の伝説の紋章が

焼き印として押されていたのだ。

殺された科学者は、最近、極秘のうちに「反物質」という、

核燃料の千倍もの威力をもつ物質の生成に成功していた。

反物質はすでに殺人者の手によって盗まれ、

ひそかにヴァチカンに持ち込まれていた・・・。

というストーリー展開。

一見難しそうですが、科学になんの縁のないワタシが読んでも、

おもしろく読みすすめることができました。

ところどころ「おいおい早く気付けよ~」という場面もありますが、

科学と宗教の反目の歴史、ヴァチカンが保身のため行ってきた

非道の数々など、とても興味深いです。

理系の方が読めば、また違った方面からも楽しめると思います。

私自身は特別な宗教心は持ち合わせていないのですが、

それでも一人一人の心の中に神はいるのかも、と思わせられました。


おやつの鯛焼き君。

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手のひらサイズの12元。

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しっぽまで餡がぎっしり!

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なんだけど、中の方は餡少なめ・・・。

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全然鯛焼きじゃないけど、なかなかおいしいかったです。


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ここに地終わり海始まる

安藤美姫選手が、GPシリーズ第1戦スケートアメリカで

優勝したということで、TVでは朝からその話題でもちきりです。

彼女がトリノオリンピック代表に選出された時は、正直言って、

いくら選考基準どおりだと言っても、

人気先行で実力不十分の選手を選んでしまったのでは?

と、無責任にも思いました。

安藤選手の演技を見るようになったのが、

彼女が調子を崩し始めた後だったから、というのもあるかも。

みんながいうようにかわいいともキラキラしているとも思えず、

人気の理由がいまいちピンとこなかったのだけど、

今日、彼女の演技を見て、彼女を美しいと思いました。

私のようなフィギュアスケートをよく分かっていない民衆に

持ち上げられたり落とされたりして、

天国も地獄も味わっただろう安藤選手の復活。

なんだか考えさせられてしまいました。


唐突なんですが、私の一番の趣味は実は読書なんです。

いえ、食べ歩きでも酒でもないんですよ~。一応ね・・・。

海外で暮らすものにとって、日本の本は高級品。

日本にいたときみたいに、年間100冊、みたいな読み方は

もったいなくてできませんが、今もほそぼそと読み続けています。

今まで食べ物ばかり紹介してましたが、

気にいってる本についても今後書いていきたいなぁ、と。


そんなワケで、宮本輝氏「ここに地終わり海始まる」。

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「先の見えない療養生活を送り続ける女主人公の元に、

1枚のハガキが届く。

主人公は差出人にまったく心当たりがないのだが、

それ以降、主人公の病状は奇跡的に回復していく。

そのハガキにはポルトガルのロカ岬の消印が。」

うーん、うまく書けないな。

これじゃあ、おもしろそうに思えないだろうけど・・・。

18年という療養生活を終え1人生活して行く主人公の未来は

決して順風満帆というわけではないけど、

強さも弱さも合わせもつ彼女がしなやかに生きていく様子に、

10年ほど前に読んで、感銘を受け、

私もがんばるきっかけになった本。

宮本輝氏の書く小説は、再生の物語、と評した人がいるけど、

読むたびに、読者である私も再生させてくれます。


ポルトガルのロカ岬は、ヨーロッパ最西端の地。

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まさに「ここに地終わり 海始まる」場所。

あまり気に入って、新婚旅行もポルトガルへ。

結婚はある意味、再スタートだから。ちょうどよかったかな。

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ロカ岬をのぞいても、ポルトガルはおすすめの場所です。

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ダーリンは外国人

最近日本でヒットしてる「ダーリンは外国人」の中国語バージョン

「達令是外國人」を買いました♪

日本語バージョンはずっと前に買って読んでいて、

その後中国語バージョンが売り出され、微風の紀伊国屋で、

売上TOP10に入っていて、ずーっと気になっていたのです。


この本は、イタリア・ハンガリー系のアメリカ人トニーと

マンガ家サオリの、同居(結婚)生活の中でおこる、

おもしろい話がいろいろとつづられている、エッセイ風マンガ。

国際結婚してない私が読んでも、なんだか「わかるわかるー」と

思ってしまうのは、筆者であるオグリさんが国際結婚を

特別なものとしてとらえていないから(だと思う)。

もちろん文化や言葉の違いから来るおもしろさもタップリ。

特にトニーの語学(日本語)に対するマニアっぷりはスゴイ。

こんな感じ↓

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日本語バージョンと中国語バージョンを比較して読めば

中国語の勉強にもきっと役立つはず!

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マンガなので、スラスラ読み進めます。

それに、トニーとサオリの会話している部分が多いので、

適切な感嘆詞なども覚えられるはず、と期待大。

教科書だけだと、何気ない会話で使う何気ないフレーズが

なかなか覚えられないので、困っていたの。

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言語マニアのトニーも、この方法で、いろいろな言語

(日本語・中国語・韓国語・スペイン語など)をマスターしたそう。

そんなぜいたく言わないから、私も中国語だけはマスターしたい!


「ダーリンは外国人」 924円

「達令是外國人」 180元


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