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3年ぶりの海外だ!マカオで年越し(6)

浅田次郎氏の「蒼穹の昴」を読み終えました。

ちょうど、今、BSハイビジョンで、日中合作のドラマが、

全25回で放送中ですが、読もうと思ったのはたまたまで。

もう4年以上も前、日本から台北に引っ越す時に、

古本屋で1,2巻だけ買ってきたのが(3,4巻は売ってなかった)、

なかなか読む気がしないまま、本棚の肥やしで。

最近ようやく読み始めたら、TV放送も始まって。

追い風(?)を受けたような気になって、ぐんぐん、

3,4巻も改めて買い足して、全巻読破しました。

おもしろかったです。

中国三大悪女である西太后が、

実は、母性あふれる「イイモン」だという前提で書かれた、

清国末期を舞台にした壮大な歴史物ですが、

ただただワルモンのイメージだった西太后が、

その本当の性格や思いが、どうであったかは別としても、

きっと、滅び行く大国の末期を、守り続けたことは間違いなく、

西太后を支えた者たち、また敵対した皆たちの思いも、

それぞれに真摯で、純粋で。

歴史物は、ある程度結末がわかっていて読むものですが、

それでも、先を読みたくて、ブログの更新も削って、

時間の許す限り、読み続けてしまいました。

最近、小説づいています。

そのきっかけになったのが、友人に借りた、春江一也著、

「プラハの春」「ベルリンの秋」「ウィーンの冬」の東欧三部作。

歴史の授業でとびとびに習った、

主要な人名や地名ぐらいしか知らなかった東欧は、

あまり自分には関係のない社会・共産主義の国々で、

ワタシにとって、距離的にだけでなく、遠い存在でした。

小説を通して、とびとびの知識に線が一本とおり、

強さも弱さも含めて、人の思いというものは、

東西、新旧、老若問わず、同じように懸命で、

変わりないのだと、改めて、腑に落ちたような気がしました。

それは、「蒼穹の昴」も同じです。

ドラマ「蒼穹の昴」は、西太后をなぜか日本人の田中裕子さん、

その他の主要人物を、中国人の俳優陣、

余少群さん、周一囲さん、張博さんが演じています。

興味のある方は、ぜひどうぞ!

さて、いつまで続くのかマカオ日記。パート6です。

胡椒餅を食べた後は、この日のメインイベント、

というより、今回の旅で、絶対に行こうと思っていた場所の1つ、

「聖ポール天主堂跡」に向かいます。

11_133

途中、気になる「猪〔手+八〕包」の店を発見。

すごーーーい行列でした。

同じく「猪〔手+八〕包」で有名な「西湾安記」はお休みでした。

開いてたら、本日2回目行っちゃったかも。

このあたり、気軽に買い食いできるようなスナックのお店が多く、

かなりワクワクします。ビール片手に買い食いしたーい!

11_135

えひ蝦子麺を買いたいと思っていた「華興麺家」はやはりお休み。

1956年創業で、高級ホテルにも麺を卸しているようなお店ですが、

最低5個~で、小売もしてくれるそうなので、

何種類か買っていこうと思っていたので残念・・・。

11_136

ならばと行ってみた同じ通りの「栄記豆腐麺店」という店は、

満席だったし、結局そそられきらず、やめといて。

(豆腐麺がおいしそうです)

そのわき道から、「聖ポール天主堂跡」に向かいます。

おじさんが入っていったこの細い道↓

11_137

確かに近道だったんでしょうが、

ものすごい勾配の、ものすごい階段で。

娘はうれしそうによじ登っていましたが、大人の方がふぅふぅ。

11_138

そんな裏道をうねうね行って、

明らかにメインロードではない道から「聖ポール天主堂跡」に。

正面からどかーんではなくて、邪道?

建物の隙間ココ↓に見えるのが「聖天主堂跡」です。

11_139

最後に、じゃりの坂道を上って(ベビーカー押しにくいっ!)、

なんだかよくわからない壁と、

11_156

よくわからない廟の前を通って、

11_153

やっと到着です。どどーんと「聖ポール天主堂跡」です。

うわさ(?)どおり、うすーい!!!

11_147

かつては、東洋一壮大で美しいといわれた教会ですが、

2回の火災の経て、今残っているのは、

正面の壁面と階段壁の一部のみ。

痛ましいことだけど、この薄さが、後世になって、

多くの人の興味を集めているのだから、なんだか不思議。

11_144

この正面壁面の彫刻は、長崎を追われた

日本人キリシタンたちによって施されたといわれているそうです。

11_148

壁面の後方の階段は上ることができ、

マカオ市街を見下ろすことができます。

が、ワタシは不安定に高いところが好きではないので、

ダンさんのみ上って、写真を撮って来てもらいました。

11_150

さっき通ってきた壁と廟も見えます。

実はこの2つも世界遺産。「旧城壁」と「ナーチャ廟」です。

11_152

その他にも、「イエズス会記念広場」「モンテの砦」という世界遺産が

同じ敷地内にあったようですが、それは今知りました。

取りこぼしの多い「できるだけたくさん世界遺産を見よう」ツアーです。

さて、当初の予定では、この後もブラブラ「聖ラザロ教会」や

「聖ミカエル墓地」や「バスコダガマ公園」など見ながら、

マカオ半島の東、「東望洋山」にある「松山市政公園」まで行って、

その後で、近くのスーパー「新恵康超級市場」で、

買い物(酒)してホテルに帰ろうと思っていたのですが、

娘の機嫌も限界に達していたので、

天主堂跡付近からタクシーに乗って「松山市政公園」へ。

でも結局、公園に着く前に娘は寝てしまうし、

スーパーは正月休みだしで無駄骨。

疲れ果てて、近くにあったコーヒー専門店「檀香山」へ。

11_157

「檀香山」とはホノルルのこと。

本店はセナド広場の近くにあり、何件か支店もあります。

松山公園のロープウェイ近くにあるこの店もその支店のひとつ。

親会社が1950年創業のコーヒー豆専門店だけあって、

コーヒーの味が本格的なのはもちろん、

軽食メニューも充実しているのが魅力です。

腹ペコだったワタシたちは、まずは食事。

ダンさんは「葡式香腸公仔麺」。

11_159

ポルトガル式のソーセージの載ったスープ麺です。

「公仔麺」とはインスタントラーメンのこと。

香港ブログでよく見るこの「公仔麺」を、

マカオで食べることになろうとは~。

味は、インスタントラーメンです。出前一丁のような。

でも、外国で食べるインスタントラーメンって、何気にうまい~。

ポルトガル式のソーセージはサラミのようで、

これ一杯で、つまみと〆の役割を果たせそうな麺です。

ワタシは、「葡式免治飯」を。

11_160

「免治」とはミンチ、すなわち挽肉のこと。

ポルトガル式の、そぼろご飯といったところ。

粗挽肉と玉葱を、醤油と砂糖で甘辛く炒めたものを、

目玉焼きとご飯と一緒にいただきます。

この料理は、マカニーズの代表的な家庭料理のようです。

懐かしい味で、ガツガツと完食。

マカオのお料理って、不思議と舌になじみます。

〆は、コーヒーを。

11_161

入れたてのコーヒーは苦味がすっきりとしていて、

とてもおいしかったです。

食器がアチコチ欠けているのはご愛嬌ですね~。

竹で打った蝦ワンタン麺を食べられなかったのは残念でしたが、

これはこれでよかったなぁの遅いランチでした。

続きはまた明日(以降)。               

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⑭海外旅行」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、けんこう様

聖ポール天主堂跡、まるで映画のセットの書き割りみたいですよねぇ。
当時はコレジオなどもあって、さぞや大きな寺院だったと、大きな壁面を見ると往時が偲ばれます。
ナーチャ廟は見逃してしまって(笑)。
けんこう様の旅は、本当に美味しいものばかり。
私もマカオ食、楽しめばよかったですぅ(泣)。
トラバしちゃいます!

>いけこさま
トラバありがとうございます!
さっそくトラバがえーし。えいっ。

いけこさんは、香港でおいしいもの、いーっぱい召し上がっているじゃないですか~。一日一マンゴ♪
一応、がんばって遺跡めぐりもしましたが、旅の主目的は「食」。今回は娘が微妙なお年頃だったので、食べ歩きというワケには行きませんでしたが、次回はもっと食べますよ~。飲みますよ~。

聖ポール天主堂跡、本当に薄っぺらくてビックリ!
長崎からわたった日本人が、再建にかかわっているというのも、また興味深いですよね~。
ここにたどり着いた時、娘がすでに限界で、人が多かったのもあって、あまりゆっくり見られなかったのが残念!
ここは、もう1度じっくりと見てみたいです。

投稿: いけこ | 2010年1月29日 (金) 12:50

浅田次郎氏著、蒼穹の昴…大大大好きな本です。
初めて読んだのは、もう十何年前の事ですが、
今でもこれが不動の第1位かも。
お義母さんに「良い本ある?」と聞かれ、分厚く重いのを迷惑構わず持たせてしまった思い出が。送れば良いものを…汗顔。
後年、文庫が出た時もうれし過ぎて家にあるにもかかわらず全巻即買い。春児ーーー。
本当にスゴイ本だと思います。

マカオの聖ポール天主堂跡、ガイド本で良く見る!
そうなんですかー、火災で…知らんかった。
いつかここへも行きたいです。
ダンさんが上がって撮った写真の風景も良いですね。

公仔麺が香港を醸しているw
目玉焼きがしっかり焼かれているのが少々残念だけども(逆に安心か)、挽肉とゴハンのトリオは鉄板の美味さですよねー。マカオの家庭料理か~~。
コーヒーも毎日飲み慣れたものでなくて、
旅先の味というのはまた格別ですねw

>nikoさま
蒼穹の昴、ワタシも大大大好きな本になりました。
どう表現していいんでしょう。読後のこの爽やかな感動を!
読んでいる間中、毎日夕食の際に、夫にこの本について語り続けてしまいました。あつく、あつーく^^;
フィクションだとわかっているのですが、西太后のことが好きになってしまいました。共感!

マカオの聖ポール天主堂跡、テレビの情報番組でも、雑誌でも、どなたかのブログなどでも、よく見かけますよねー。
なので、いつか行きたいと思ってました。
壁面だけしか残らなかったのに、それだけでも残そうとしたのがエライ!銀座の歌舞伎座は壊されちゃうのにねぇ・・・。

公仔麺は、タブン、出前一丁でした(笑)
旅先で食べる出前一丁は格別だ~~。
目玉焼きが固焼きだったのはホント残念!
でも、台湾でもそうだから慣れちゃったかなぁ。
日本に帰ったら生卵たべるぞーーーーー!!!!!

投稿: niko | 2010年1月31日 (日) 00:47

>うわさ(?)どおり、うすーい!!!
やっぱり、これを初めて見たときの感想はコレですよね、皆同じ。ホントにうっす~い。薄いが為に今こんなに人を惹き付けているのは面白いですね。

「檀香山」これ、ホノルルに読めませんよ! でも、夏威夷もハワイに読めないんだからしょうがないよね~なんて言いつつ、ここでモーニングセット食べた覚えがあります。
やっぱり香港マカオでは出前一丁ですね! なんでか旅先で食べると旨いというか~ 
鍋の〆の選択支の中に必ず入ってますよ、出前一丁。台湾の「マーラー鍋といえば化学麺」みたいな感覚なんでしょうか、大抵の人が出前一丁入れてます。
スーパーで数えてみたら、普通に15種類の出前一丁がありました。一番人気はたぶん味噌らしいです。

ご飯にミンチ、そして目玉焼きのせ。これはもう旨くないわけがないです。でも、やっぱり目玉焼きはちょっとトロッとしてミンチに絡んでくれるともっと嬉しいですよね。

そういえば最近、本読んでないです。特に小説は。
私の場合、読んだとしても大抵はアメリカのホラー小説だったりするので、全く風情がないんですが… 

>ねこまたぎさま
「檀香山」も「夏威夷」も読めませんよねー。
変換でないし。マカオは「澳門」って出るんですが。新しい単語(?)なのかな。古いのは日本語もほぼ同じですもんね。
まあ、店名はともかく「檀香山」、なかなか気に入りました。フツーにマカオで。肩に力が入ってない感じ。出前一丁も普通においしかったし。できれば味選ばせてほしいなぁ。15種類の中から。
ミンチご飯もうまかった!
コーヒーでなくてビール飲みたくなる味ですね。

関係ないけど、科学麺って、子供はやっぱりバリバリ食べたりするんですかねぇ?ベビースターみたいに。
さらに関係ないけど、何年か前に、じゃがりこに水や牛乳入れて、マッシュポテトにして食べるのが女子高生の間ではやってましたよね。
ホント関係ないな・・・。

しかし薄かった!
きっと厚かったらあんなに人が集まらなかっただろうから、ある意味、結果オーライなんでしょうか。
火災って怖いですね。

投稿: ねこまたぎ | 2010年2月 6日 (土) 12:11

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マカオで街歩きをする際、沢山のアズレージョ(タイル)で作られた道路標識を目にしました。 (何故か写真 [続きを読む]

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